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 遠藤周作の本 オランダ語版 『わたしが・棄てた・女』
 が出版されますオランダ語タイトル Het meisje dat ik achterliet(英訳すればThe girl I left behind =私が棄てた女)276ページ・ソフトカバー
出版社 ファン・オールスホット   (Van Oorschot)
    オランダ アムステルダム019年1月発行予定
定 価 24,9ユーロ=約3,249円 1ユーロ=約130円(10/14現在)
訳 者 マリア=スモルデルス    Maria Smolders 訳者略歴:1980年、留学生として来日し、国際基督教大学で日本語、 日本文化を学ぶ。日本人男性と結婚後、在日オランダ王国大使館文化部に 2011年まで勤務。2013年に夫とともにオランダへ帰国移住。現在ア ムステルダム市内に在住。日本語・仏語からオランダ語への翻訳に従事。

 

 遠藤周作関連本 『遠藤周作による象徴と隠喩と否定の道』
 著者 兼子盾夫 キリスト新聞社
 定価 2,500円+税
 内容 『沈黙』『深い河』『死海のほとり』……遠藤作品を神学と文学 の接点から捉える。作品中に散りばめられた正長隠喩の奥に浮かび上がる形而上的世界。ドストエフスキーやG・グリーンとの対比により、作品理解の新 たな「方法論」的提案を行う。(本書オビより)

 

 『遠藤周作事典』編纂中
待望の『遠藤周作事典』の編纂が進んでいます。編者は遠藤周作学会『遠藤周作事典』編集委員会で、編集責任は川島秀一・山根道公の両氏です。発行所は鼎書房、発行予定日は2019年5月。A5版上製cover装、総ペー ジ数は500。予価は9,500円となっています。
 第一部……小説・評伝・戯曲
 第二部……評論・エッセイ
 第三部……人物・事柄
 さらに付録として@すべての著作目録、A年譜、B外国翻訳本目録、C海 外での評価と研究動向、D文学地図が予定されています。どうぞご期待ください。