−お知らせ−

遠藤周作の新刊・近刊3冊河出書房新社

 

『遠藤周作初期短篇集 秋のカテドラル』  10月20日刊行

『遠藤周作初期中篇 薔薇色の門 誘惑』 11月25日刊行

   各々定価1,980円(税込)

『稔と仔犬 青いお城 遠藤周作初期童話』 2022年2月25日刊行

   定価1,870円(税込)

 

 芥川賞受賞直後の、若き日に発表された幻の短篇、中篇、童話の数々を初単行本化。刊行前より話題の「稔と仔犬」は『沈黙』の原点ともいえる衝撃作。解題・解説は今井真理。

 

 お問合せは、河出書房新社編集部、太田美穂まで。 m-ota@kawade.co.jp

(電 話)03・3404・8611(FAX)03・3404・1377

 

 

遠藤周作没後25年緊急追加!

 

W発見された戯曲3篇の魅力Wと、Wなぜ発表されなかったかW

  朝日カルチャーセンター新宿 講座名「文章で表現する技術」

            ※オンラインでの参加も可。

講 師 加藤宗哉

日 時 全3回(4〜6月)4月8日(金)/5月13日(金)/6月10日(金)
    いずれも13時〜14時30分

会 場 朝日カルチャーセンター新宿

 

 本報1面でも紹介の遠藤戯曲「善人たち」「戯曲 わたしが・棄てた・女」「切支丹大名・小西行長―戯曲版『鉄 の首枷』」の調査・発表にもかかわった講師が、発見の経緯、遠藤戯曲の新 たな魅力の拡がり、小説とは異なる独特の戯曲作法について報告します。

 

受講料 会員10,395円   一般13,695円

申込先 朝日カルチャーセンター新宿

     03・3344・1945

 東京都新宿区西新宿2の6の1 新宿住友ビル10階。

 最寄り駅は都営大江戸線「都庁前」駅、もしくはJR「新宿」駅西口。



加賀乙彦長篇小説全集 刊行中!作品社(全18巻)

刊行開始 2021年5月 最終配本 2024年8月予定

定価 各巻4,180円(税込)

 

※ 周作クラブ会長で、今年92歳の加賀乙彦会長の「長篇小説全集」が好評刊行中です。既刊は(刊行順に)、「錨のない船」(第6巻)、「フランドル の冬」(第1巻)、「荒地を旅する者たち」(第2巻)、「帰らざる夏」(第 3巻)。

 今後の刊行予定は、「宣告 上・下」「湿原 上・下」「高山右近・ザビエルとその弟子・殉教者」「永遠の都 1〜 4」「雲の都 1 〜 5」。

 

 最終配本は2024年11月の予定です。

 問合せ先 作品社 〒102- 0072 千代田区飯田橋2の7の4

 (電話)03・3262・9753



今年の「遠藤文学原点の旅」は、残念ながら中止します


新型コロナウイルス感染症拡大のため延期・中止をつづけている「遠藤文 学原点の旅」は、今年も現在のところ計画が立てられずにいます。  ただ、「原点の旅」のテーマに沿って行われてきた「文学セミナー」だけは、オンライン形式で行うべく、ただいま計画中です。詳細は次号の本欄で お報せいたします。


遠藤周作の本 早くも単行本化!

 『善人たち』(戯曲)新潮社 3月28日発売定価1,870円(税込)

 

 昨年暮れに発見され、「小説新潮」2月号、「波」2・3月号、「新潮」3 月号に掲載された未発表戯曲三篇(本報1面に詳述記事)が早くも単行本化されます。表題作のほか、「戯曲 わたしが・棄てた・女」「切支丹大名・ 小西行長―評伝『鉄の首枷』戯曲版」を収録。これまで遠藤戯曲の総数は「遠藤周作文学全集」に収録の6篇と、没後に発見された1篇の計7篇とされてきましたが、今回の発見により遠藤文学の全体像も大きく変えました。とくに『善人たち』はこれまでの遠藤文学になかった設定と舞台で、注目される作品です。

 (電話)03・3262・9753