−お知らせ−

遠藤周作の新刊本・3冊  

 

『現代誘惑論 遠藤周作初期エッセイ』 7月25日刊行

『ころび切支丹 遠藤周作初期エッセイ』 9月20日刊行予定

『人間について(仮)遠藤周作初期エッセイ』 10月20日刊行予定

  各々定価(予価)1,980円

 

いずれも河出書房新社

 恋愛論を中心に、究極の「愛」の形にせまる『現代誘惑論』。『沈黙』発表前の 貴重な講演録を併録した『ころび切支丹』、自由や孤独、苦しみの見解より、真の人間の姿を追究する『人間について(仮)』など。生誕100年を記念し、数々 の単行本初収録作品を刊行。解説は今井真理。

 

 お問合せは、河出書房新社編集部、太田美穂まで。m-ota@kawade.co.jp

 電話 03・3404・8611  FAX03・3404・1377

 

軽井沢高原文庫

 

「高原文庫」第三十八号

 

  夏季特別展―遠藤周作『沈黙』から『深い河』まで

  定価 1,000円

  執筆者(目次順)黒井千次/山折哲雄/青来有一/加藤宗哉/
     ヴァン・C・ゲッ セル/今井真理/山根道公/篠田正浩/

      遠藤龍之介/マーク・ウィリアムズ

 

  申込先 軽井沢高原文庫(長野県北佐久郡軽井沢町長倉202の3)

  0267・45・1175

 

※ 「遠藤周作展」は、10月1日(日)まで開催。

 

遠藤周作の関連本

 

『ぐうたら神父の山日誌』 伊藤 淳 著

  女子パウロ会 6月刊行定価 1,500円+税

 

 学生時代、遠藤周作ファンであった著者は、遠藤率いる劇団「樹座」に加わる。 やがて神父となり、遠藤生誕90年の記念ミサでは司式の一人をつとめるが、その 会場で加賀乙彦氏は「樹座にいた神父なんて、信じられないなあ」と仰天した。 ぐうたら≠自称する神父の、イエスと歩んだ17名山の体験記。

 

  発行元 女子パウロ会/東京都港区赤坂8の12の42

  03・3479・3943



生誕100年記念「遠藤周作展」(仮)

 

町田市民文学館ことばらんど

  開催時期 2023年10月21日(土)〜12月24日(日)

  休館日 毎週月曜、11/9、12/14

  観 覧料 一般600円、大学・高校・中学生300円、小学生以下無料

 

※ 人間の弱さに寄り添う眼差しや、多様性への理解など、遠藤文学の特質に光をあて、生きづらさ≠感じる現代の人々に、生きることの意味≠提示します。弱者の観点をつらぬいた作家のメッセージが今、新鮮です。

 

※ イベントとして、山崎ナオコーラ氏、夏川草介氏などによる講演会・対談、映画「深い河」の上映会も予定しています。

 

 問合せ先 町田市民文学館ことばらんど (町田市原町田4の16の17)

 神林/杉本  042・739・3420

 

生誕百年・記念講座 遠藤周作の魅力

 ―人を感動させる物語とは何か

 

 講師 加藤宗哉(作家)

 日時 10月14日(土)15時30分〜17時

  会場 よみうりカルチャー荻窪

  JR、東京メトロ「荻窪」駅下車。ステーションビル「ルミネ」6階。

  受講料 3,850円(他に設備維持費385円、教材費33円)

  申込先 よみうりカルチャー荻窪

  電話 03・3392・8891 fax 03・3392・8884

    (東京都杉並区上荻1の7の1)

  ※ 電話受付……月曜から土曜(10時〜20時)、日曜(10時〜16時)。

 内 容 『沈黙』『深い河』、さらには狐狸庵エッセイもまじえて、遠藤文学の     核心とその魅力を探ります。必要な資料はコピーして配布します。